誰かと一緒は面倒で楽しい!ボードゲームのすすめ

年末年始に 家族で遊ぶボードゲーム。大人にとってはちょっと面倒に感じることもありますが、子どもが育つすごい遊びだということを知っていますか?
漢字の寺子屋では、カルタの他にもゲームで遊ぶこともありますよ!

ゲームタイムクラッシュ

ゲームで負けると子どもは愚図るし、「説明がわかんない」とイライラするし、ズルするから 大人げなく叱っちゃうし・・・・

大丈夫!大丈夫!その時 、まさに子どもは「学んで」いるんですよ~☆
でもそれを 「面倒だ」と感じるのは 実は子どもより大人の方で、大人が匙を投げずに付き合えば 子どもは 大丈夫だったりするんです。
だって「一緒にすごすのは 楽しい」から。
子どもは だんだんと、面倒を含めて楽しめるようなスタミナがついてきます。
すごく 大切なスキルです。

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社会性が育つ5歳頃からは、「誰かと一緒に過ごしたい」欲求が生まれますね。
私、これはすごく大事にしてあげたい欲求だと思うんです。

ただ、最初っから「楽しく一緒に遊びなさい」っていうのは無理です。
社会性は揉まれて育つもの。経験値が大きく関係するのです。

 

「誰かと一緒に」は 楽しくて、面倒くさい。面倒くささも含めて 楽しむ。
これを 覚えておいてくださいね (^^)

  • ヨイショ!と大きなゲームの箱を出す
  • 友達にルールの説明をする
  • 年齢によってハンデを工夫する
  • 後片付けする

そういうのって、面倒なんですよ。
すごく難しい。最初はうまくいかないです。
失敗やケンカも 想定内と設定して、大人の側の心のハードルを下げておきましょう。

一人で 手のひらで、電子ゲームやってる方が ラクなんですよ。(たぶん 親子共にね)
でも「一人でラクで楽しい」に慣れてしまって いいですか?

私たちは 人と関わりながら生きていかなければなりません。
それは ちょっと面倒なことでもあります。
面倒なことに 面白みを見つけるのが上手になれば、勉強にだって興味が持てるし、コミュニケーションのスキルが グンと上がるはずです。
これからの時代、独りよがりな楽しみや独りよがりの賢さよりも、誰かと共に豊かに人生を過ごすことが大切なのではないでしょうか。