こどもが覚えやすい漢字と覚えにくい漢字を知っておく
今日の漢字の寺子屋で使った童謡は「ぞうさん」でした♪
みんなで字を追いながら歌います。
子どもに一番人気がある動物、ぞうさん。さて、この象という漢字、何年生で習うと思いますか?
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正解は、4年生です!!
えー!?って思いませんか?
3歳の子供でも知ってる象さんなのに、習うのは10歳!!
すぐに覚えられるのに、なんだかちょっともったいないですよね。
漢字の寺子屋で選んでいる漢字にはいくつかの理由がありますが、そのひとつは「はっきりイメージが湧く言葉」です。
知っている言葉ならすぐに漢字が覚えられる
では例題です。この中でイメージしやすい言葉(覚えやすい漢字)はどれでしょう?
- 走る
- 生きる
- 食べる
- 町
- 駅
- 病院
- 野原
(あくまでも私の経験則ですが)
生きる、町、野原 は、子どもたちにとって、ややイメージが薄く覚えにくいようです。
正解は、
「走る」「食べる」「駅」「病院」です。
「春」や「夏」といった季節もまだ数回しか体験していないわけで・・・。「海」も行ったことのある子とそうでない子で記憶の定着率が違ってきます。
「ぞうさん」のお歌には「母さん」という言葉も。
子どもたちに質問します。
「みんなが大好きなお母さんについている二つの点々ってな~~んだ?」
だいたいの子はにやっと笑ってママを振り返ります(笑)
「そう、おっぱいの点々だね~!」
次週、「母」の字を見せて「これなんて字だった?」と聞くと全員覚えているんですよ。子ども達にとって、大好きで身近な言葉だからです。
たまに「おっぱい~」と言ってしまう子もいますがOKです!(笑)
ママ達には、「覚えやすい漢字と、覚えにくい漢字がある」これを知っておいていただきたいです。
そして、「イメージしやすいものなら漢字で覚えられるのだ」ということを知っておいてくださいね。
漢字の寺子屋では、幼児さんにピッタリの言葉を選んで漢字を覚えていくからとっても楽しいんです!