大丈夫! あなたのお子さんは 失敗も、悪いこともする「素晴らしい子」です!
りく先生の子育てが変わるきっかけになった言葉。
「こどもはみんな、悪いこともするいい子」
えええ~~!目からウロコ!
「いい子」なんだ、うちの子!
びっくりしました。
そして嬉しかった。
自分の子育てに自信が持てなかった私にとってその言葉は
「あなたも、失敗もするけどいいお母さんなのよ」と言ってくれている気がしたのです。
いい子?悪い子?それより勉強できる子?
「どうしたらウチの子、『勉強できる子』になりますか?」
という質問を時々いただきます。
小学校に入ると急に親の意識が変わります。
いい子か悪い子かよりも
勉強する子がいい子!になりがちです。
そりゃそうですよね。勉強できる子にしたい、が親としての本音。
漢字の寺子屋は勉強できる子になる教室ではありませんが、
本人が勉強したい!と思ったときにできる子になるための自力を養います。
心と国語力があればいつかきっと自分の力で走り出す
まずは成績にかかわらず、その存在を
「うちの子、いい子だ~~!」
と、心から信じることです。
そしてそれをSNSの知人にではなく、我が子本人に伝えることです。
「あなたって、本当にすばらしいよ!
そのまんまで愛してるよ!」と。
どの子もりっぱな人間性を持った子たち。
それぞれに自分の道を進もうとするときに必ず必要なのが
心と国語力です。
企業で働く人も、研究職でも、
スポーツの世界でも、料理でも、ファッションでも!
いつ、子供が何か目標に向けて走り出すのか?それはわかりません。
それまでの間は無理に走らせず、
「あなたには走る足がある。走る力も十分ある。
いつか走りだす時には応援するよ!」と励まし続けましょう。
たくさんの失敗もするでしょう。悪いこともするでしょう。
でも、大丈夫!
あなたのお子さんは
失敗も、悪いこともする「素晴らしい子」です!
失敗の経験も、ネガティブな感情も
心を育てる大切な栄養にすることができます。
お父さん、お母さんのはたらきかけ方次第です。
心配ばかりしていては、不安が大きくなるだけです。
安心の中で子どもをのびのび大きく育ててください。
読めることはすべての学習にプラスに働く
そして、もう一つの国語の力。
子供が自分から走り出したくなった時に、必ず役に立つのが「読めること」です。
読めることは、良好なスパイラルを生み出します。
■ 勉強がよく出来る、伸びていく子は 勉強に前向きな子です。
勉強に前向きな子は まず「読める」んです。
■ 漢字が読める子は本も好きなので、好奇心が旺盛です。
好奇心があるから、人の話もよく聞ける。
■ 深い話、「使う語彙」が難しい話でも
頭の中で、漢字に変換してる子は理解できるのです。
漢字が得意で読める子は、成績にかかわらず
一気にこのスパイラルを駆けていくことがあります。
小学校低学年か、園児のうちに漢字が好きになること。
そうすれば
学習が難しくなる高学年での理解は、興味への入り口となります。
思春期には、より深い思考ができる
しっかりとした言葉の土台が出来あがるでしょう。
漢字の寺子屋は『勉強できる子』にするためのお教室ではありません。
だから、漢字の寺子屋に来たからって、賢く成績優秀になるわけではありません。
でも学びの入り口を「楽しそう!」と感じさせることや、
不安を安心に変えるお手伝いができます。
「私はだいじょうぶ。学ぶ力がある。」そういう自信を育てることができます。
目に見える成績や偏差値に振り回されずに、
しっかり生き抜き、幸せになる力を持つ子に育てましょう!
大丈夫!