算数も国語力が必要!言葉の理解が学習の土台になる

漢字学習はどの教科においても大切で、漢字の読みがしっかりできていればどの教科でも役に立ちます!

「算数の国語が大変なんです・・・」そんな話をされたのは学校の先生でした。算数の国語って??先生のお話はこのようなことでした。

算数4

「算数の中にある『国語』の部分でつまづく子が多いです。
計算そのものが難しいというより「繰り上がり」「繰り下がり」という言葉がわからない、
三角形はわかるけど『頂点』『辺』という言葉が覚えにくい、といった状態です」

うむむむむ~~~!
そうなんです。
学習が進むにつれて、算数でも「言葉」が拡がっていきます。

1年生の頃はまだ日常生活レベルの言葉で学習もなんとかなったのですが、

2年生、3年生と学年が上がるにつれて学習で使う言葉そのものが

・日常生活では使わない言葉
・熟語
・概念的な言葉

こんな風に変化してきます。

例えば教科書の説明文も
『〇〇〇を 表しています』
『図に示しなさい』など
しっかり「書き言葉」になってきます。

どうかお子さんの語彙力に気を付けてあげてください。
ご家庭でのサポートが有効です。

問題文を音読させましょう。
言葉の意味を確認しましょう。
問題文の意味を説明します。

どこかで躓くようであれば、計算より「言葉」の理解をサポートしてあげましょう。その単元で初めて出会う言葉をしっかり理解することが、学習の土台となっていきます!

漢字学習がどの教科にも大事だということを認識し、そのために幼児期から「漢字の読み」を得意にしておきましょう。
漢字の寺子屋っ子なら大丈夫です。あそびながらグングン漢字力が身につきますよ!