そうだったのか!子どもの行動 発達と感覚統合

発達障害ということばは社会に広く認知されるようになってきましたね。

でも正確な理解と 良い対応はまだまだ足りていないように思います。

正しい知識や 良い対応策を学ぶために

3年ぶりに感覚統合の観点から学ぶこの講座に参加してきました。(主催は石神井プレーパーク)

漢字の寺子屋の授業には たくさんの感覚統合のエッセンスを取り入れています

・白黒よりカラー
・平面より立体
・60分の中でいろんなものを触る
・カルタの厚みの配慮
・大きく動いて筋肉を使う
・ぐるぐる歩きながら四字熟語を呟く
・国語辞典でのビジョントレーニング
・工作や積み木…
数え上げたらキリがないほどです。

 

60分の授業の中で6~8コンテンツやりますが、なるべく違う感覚を使うように配慮します。
都道府県のコンテンツ1つにも、地図パズルでやるのか、カルタでやるか、歌にするか
それとも並べ替えカードにするか…たくさんの引き出しを用意していて、全体のバランスをみて 組み立てていきます。

 

カルタの配り方も 全体にランダムに札を配布すると、それだけで感覚過敏の子は見え方が疲れてしまうんですよね…。
だから手元札3枚を全員が持ち、ランダムをテーブルの中心にします。
そうすると過敏な子や、繊細な子は、ランダムを見ずに手元札だけに集中することが できますね。

 

感覚統合の観点は発達障害のためではなく、どんな子どもにも大切だし、そして本能的に「楽しい」と感じやすいんです!

 

カンテラ先生の嬉しいメッセージ

このことをFacebookで投稿したら、すぐに いせや先生からこんなコメントが!

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楽しいを基軸に、感覚の発達を促すカリキュラムを組むのがとても楽しくて😊
こんな感覚もあったら楽しいかな💖
こんな感覚が合う子もいるかな。
ここに反応するんだ!という驚きも、また楽しいですね✨
1時間に込められた講師の思いは、その子の中で、その子らしく変換されて、その子の力になってくれれば良い💖
そう思いながら、漢字の寺子屋の講師として、私も子どもたちと一緒に楽しんでいます✨

発達に偏りがあるなんて、当たり前のこと。
だって大人だって個性的な人が多いもの。
コントロールしようとするから、反発やすれ違いが起こる。
寄り添おうとすれば、きっとそれは誰かを支える力になると思っています
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いせや先生のクラスの様子♥(*^▽^*)