はじめてのひらがな(その2)子どもの指先を発達させる工夫
日常のちょっとの工夫で、指先の使い方が上手になります!
エンピツだけでなく、鍵盤ハーモニカやリコーダー(笛)なども小学生にとっては難しいですよね。
ぜひ遊びと日常生活で楽しく練習しましょう。
漢字の寺子屋の子ども達も、始めは弱々しくてもだんだん筆圧のしっかりした文字が書けるようになっています。
指先を使った動きの工夫
赤ちゃんは、5本の指と、手のひら全体を使ってモノを掴みますね。
手のひらは使わずに5本の指で物を掴めるようになるのが3歳さんくらい。5~6歳さんでは指先だけを使うのも上手になってきます。
さて、小学校入学にあたって必要なのは3本の指先の使い方です。
鉛筆は3本の指先で「つまむ」動作が上手にできて、なおかつ丁寧に動かさなくてはなりません。どうやって練習すればよいでしょう?
実はひたすらエンピツの持ち方を練習するよりも、ボタン開きのパジャマを脱ぎ着したり、
お弁当の包みをほどいたりするとだんだんと上手になります。
日常生活の中でも指先は発達する
「字はもっとしっかり、強く書きなさい!」と言っても、子どもは困るだけ・・・・。
筆圧の弱い子は 指先が未発達なのです。まずは発達を促す遊びや動作を日常で補ってください。
洗濯バサミも おすすめですよ(^-^)靴下を干すお手伝いなどをやってもらってはどうでしょう☆
そうやって指先が発達するのと筆圧は連動していますよ。
漢字の寺子屋は、よくカルタで遊ぶのですが、カルタをめくるには、指先を使わなくてはなりません。
また、何枚取れたか「1、2、3・・・」と数える時にカードをよく落としていた子も、だんだん上手になります!