子どもの「やだ!やりたくない!」に効くとても簡単で優しい方法
授業中、「これやらない~」と言い出す子がいます。
そういう時は、少し放っておきます。
子どもの気持ちにフォーカスする
大丈夫、心配いりませんよ(^-^)子どもが感じている不安を言葉に出すのは良いこと。
「カルタやらない~」
「これオレ、下手だからやらない~」
って言いたいだけ言わせてあげると、不安の半分は消化されます!
先日、あるお母さまに言われました。
「うちの子が、自信がなくて『やらない~』って言ったときに、りく先生はスルーしてましたよね。でも、そのうちにちゃんとやりだして・・・スルーでいいんですね~!
私だったら『ほら、楽しいよ!とりあえずやってみようよ!』と、はっぱかけちゃうんですが、逆効果でもっと意固地になったりして・・・」
スルーしたり無視するのではなく、「言葉に反応しない」ということです。その代わり、「気持ちにフォーカス」します。
目を合わせて「OK、OK~」と合図する。
「やりたくなったらおいで」
「先生の代わりに1枚読んでくれる?」
など、場を離れた子が戻れるようにしておくのは先生の大事な役目です。
「イヤだ」は子どもの不安のあらわれ
「いやだ~やらない~」は言葉通りの気持ちではありません。
やってみたいけど、自信がない
〇〇ちゃんに負けちゃうのがいやだ
初めてのカルタだ・・・
知ってるやつが良かったのに
知らないお友達のお隣は緊張するからいやだ
子どもが感じてる不安が「いやだ~」になって出てきているだけ。だから、安心して落ち着けるようにするのが一番です。
「なんでやらないとか言うの!みんな待ってるでしょ!」
「一緒にやろうよ!ほら早く!」
そんな風に追い立てたり、しつこく誘いはしません(笑)ニコニコと、普通に進めていく。
そうすると、だいたい途中で落ち着いて手を出してくるのでそこで「おお~!上手かったね!」と反応して声をかけたり、肩に手を添えてあげると、「君がいてくれて嬉しいよ。一緒にやろうね」が伝わると思うんです。