どうして漢字が大事なの?

こんにんちは漢字の寺子屋Ⓡリク先生です。
漢字がどうして大事なのか、気にしたことはありますか?



SNSの時代になって、言葉は「残る」のがあたりまえになりました。
言葉の使い方を間違えるととんでもない誤解が生じることもあります。

メッセージアプリのイラスト

有名人の些細な表現が「炎上」することだって日常茶飯事ですから、
『適切な言葉を使えること』が、大人になる必須条件とも言えそうです。

しかし、ネットの文章には注意が必要です。
誰のチェックを受けるわけでもありませんから、言葉の使い方が不適切だったり、誤解を生むような場合もあります。
「文章の精度が低い」ことは事実です😥

ノートパソコンを使う少女のイラスト


いまや「読む」といえば「書物」ではなく「ネット」の文章の方が多いでしょう。

私たちは日々、コラムやニュース、ありとあらゆるものをネットで読んでいます。
若い人は、友達との会話も、直接話すよりLINEで会話することの方が増えたかもしれませんね。

それに対して、書物として出版されるものは、一人の書き手だけで完成されるわけではなく
編集、校正など何人もの人の目を経て、「精査」された内容と文章になっています。

誤字脱字のチェックはもちろん、
言葉の使用方法は合っているか、
意味が正しく伝わる文章か、
内容は正確で情報の裏付けがあるか、など
何人もの人によって完成度を高めた物です。

校正ノート

「精度の高い文章にたくさん触れておくこと」
これが本当に子どもたちの力になりますから、なるべく早いうちから精度の高い文章が読めるようにサポートしてあげることが必須なのです。

なにも漢字が多い本を読めというわけではありません。
精度の高い文章は、豊かで楽しい読書の世界ですから、
小中学校のうちは好きな本を読めばいいと思います。

好きな本を、なるべくたくさん読むことです。

お子さんが好きな本をたくさん読めるためには
漢字の力が必要なのです。

小さいうちから漢字の読み方を学習させるのは、自転車に乗れるように練習につきあってあげるのと同じだと私は思っています。

子供自転車の写真素材|写真素材なら「写真AC」無料(フリー)ダウンロードOK

自転車に乗れるようになったら、楽しいし便利だし、自由にどこへでも行けますよね!

乗れるようになれば
(読めるようになれば)

自分でどんどん進んでいける
(どんどん新しい世界の扉を開いていくことができる)のですから。

次回は「読めること」の大切さについてお伝えしたいと思います。
お楽しみに!